フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーを面全体に一様に当てるのではなく、微細な点状に分けて皮膚へ作用させる治療の総称です。毛穴、ニキビ跡、肌の凹凸などで検討されますが、波長・機器・アブレイティブかノンアブレイティブかによって、作用の強さやダウンタイムが大きく異なります。
主に相談される悩み毛穴・ニキビ跡・肌の凹凸
ダウンタイム赤み・腫れ・ざらつき等が出る場合
痛み麻酔を使用する場合も
先に結論:「フラクショナルレーザー」という名称だけでは治療強度は分かりません。皮膚表面を蒸散させるタイプと、表面の損傷を抑えながら熱を加えるタイプでは、ダウンタイムも期待できる変化も異なります。
アブレイティブとノンアブレイティブ
| 分類 | 考え方 | ダウンタイムの傾向 |
|---|---|---|
| アブレイティブ | 皮膚表面の一部を蒸散させながら点状に作用 | 赤み・腫れ・滲出・かさぶた等が出やすい |
| ノンアブレイティブ | 皮膚表面の損傷を比較的抑え、内部に熱を作用 | 比較的軽いこともあるが機器・設定次第 |
どちらが優れているという単純な比較ではなく、悩みの種類、肌質、許容できるダウンタイム、リスクを踏まえて選びます。
どんな悩みで検討される?
- 毛穴の目立ち
- ニキビ跡の凹凸
- 肌のざらつき・キメ
- 浅い小じわなど
ニキビ跡はアイスピック型、ボックスカー型、ローリング型など形が異なり、深い瘢痕では他の治療を組み合わせることがあります。
ダウンタイム
赤み、腫れ、熱感、ヒリつき、乾燥、ざらつき、点状のかさぶたなどが出ることがあります。強い治療ほど反応が大きくなる傾向がありますが、同じ名称でも設定によって差があります。
施術後は紫外線対策を:炎症後色素沈着を防ぐ観点でも、保湿と紫外線対策は重要です。強い痛み、水疱、膿などがある場合は医療機関へ相談してください。
主なリスク・副作用
赤み、腫れ、疼痛、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失、感染、やけど、まれに瘢痕などが起こる可能性があります。
RFマイクロニードルとの違い
| 比較 | フラクショナルレーザー | RFマイクロニードル |
|---|---|---|
| エネルギー | レーザー | 針+高周波 |
| 作用 | 点状にレーザーを照射 | 針を入れ、狙った深さで熱を加える |
| 比較ポイント | 波長・蒸散の有無・出力 | 針の深さ・チップ・RF出力 |
カウンセリングで確認したいこと
- 使用するレーザーの機器名・波長は?
- アブレイティブですか、ノンアブレイティブですか?
- 私のニキビ跡や毛穴に、この設定を選ぶ理由は?
- ダウンタイムは何日程度を想定していますか?
- 色素沈着や感染が起きた場合の対応は?
参考情報
本ページは一般向け情報です。適応、機器、照射設定は医師が診察して判断します。イラストは内容理解のための生成イメージです。